オナニーしすぎると薄毛になる、薄毛を治したければオナ禁しとけみたいなネット情報があります。
薄毛は男性ホルモンが関係しているだけに、男性ホルモンが関係する性的な行為に関係があると言われると信じてしまう人もいるようです。
でもそれって本当のこと?
オナニーやエッチっていうか射精とハゲって本当に関係があるのか考えてみます。
Contents
オナニー・エッチとハゲと男性ホルモンはどう関係?
男性の薄毛、ハゲをつくるAGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンが引き起こします。
5αリダクターゼという酵素が男性ホルモンをDHTに変換。
DHTが抜け毛を増やし、最終的にハゲます。
性的興奮は男性ホルモンを増やすからオナニーをすると男性ホルモンが増える。
増えた男性ホルモンがDHTになってハゲる。
だからオナニーばっかしてるとハゲるんだよ!っていうのがネット情報の根拠です。
オナ禁したほうが一時的でも男性ホルモンが増える
中国ではオナ禁と男性ホルモンの関係が真面目に研究されました。
28人の男性にオナ禁させて、毎日血液中の男性ホルモン量を調べたところ、オナ禁7日目には通常の145.7%にまで男性ホルモンが増えたというのです。
参照元:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12659241
オナニーするよりオナ禁したほうが男性ホルモンが増えるという結果が出ているのですね。もっとも、7日目をピークにまた正常量に戻ったとのこと。
男性ホルモンの量を増やさないためには、オナ禁は逆効果。
薄毛やハゲと男性ホルモンの量はあまり関係がない
実はAGAと男性ホルモンの量はあまり関係ありません。
男性ホルモンが多ければハゲやすいなら、人生で最も男性ホルモンが増える思春期の男の子が一番ハゲやすいはず。
AGAになりやすいかどうかは、男性ホルモンの量ではなく、それをDHTに変換する5αリダクターゼの量で決まります。
男性ホルモンが多くても5αリダクターゼが少なければハゲません。
男性ホルモンは男性の健康を維持するために不可欠
薄毛、ハゲ関係ではとかく悪者扱いされてしまう男性ホルモン。
でも、実際には重要な働きを持ちます。
男性ホルモンは胎児でも分泌されています。胎児の男性器を形成し男性としての性別を明確にするのも男性ホルモンの働きです。
男性ホルモンが最も多く分泌されるのは第二次性徴期で、男の子は男性ホルモンによって筋力が強くなり、陰毛が生え、そして性機能が発達して子供を作れるようになります。
成人になってからも男性ホルモンはいくつかの働きをします。
- 筋肉の合成を促進
- 脂質代謝に関わり内臓脂肪を減らす
- 血管を弛緩させる酵素を活性化
- 記憶力の維持
- 性機能を正常に保つ
男性ホルモンが不足すると、こうした健康維持の機能も失われます。
男性ホルモンが多くなってもハゲる可能性が高まるわけではないので、男性ホルモンを減らするのはやめたほうがいいですね。
オナ禁は不要だが髪のためにはオナニーはひかえめに
オナ禁をしたほうが男性ホルモンの量は増えますが、増えたからといってそれによって薄毛やハゲに一直線というわけではありません。
オナ禁よりもむしろオナニーしすぎのほうが体にも髪にもよくないです。
オナニーやエッチのしすぎは亜鉛不足になる可能性
射精のしすぎでタンパク質が不足し、髪の栄養が足りずに薄毛になるなんて言っている人もいます。
でもそれはありえません。
1回の射精で出る精液の量は、平均すると3mlから4ml。
精液の中のタンパク質の割合はおよそ5%なので、4mlの精液を出しても失われるタンパク質はわずか0.2gです。
しかし、射精によって確実に減る成分があります。それは亜鉛です。
亜鉛は、精液の成分であると同時に精液を作る酵素の補酵素でもあります。
射精をすると、含まれている亜鉛が減り、そしてなくなった分の精液を作るためにまた亜鉛が消費されます。
亜鉛は、髪の毛を作る酵素を始め100を超える酵素の補酵素でもあります。
亜鉛が減ると、まず生命活動に必要な酵素から優先して使われ、生命にはさほど関係しない髪に回される分がなくなってしまう可能性があります。
だから、完全に禁欲生活をする必要はないけれど、オナニーやエッチのしすぎで過度に精液が失われると、亜鉛も大量に失われ、それが薄毛やハゲの原因になる可能性はあるのです。
オナニーやエッチのしすぎによるハゲを回避する方法
オナニーやエッチで男性ホルモンが増えて、それがハゲの原因になる可能性は低いです。
しかし、男性ホルモンとは関係なく、オナニーやエッチのしすぎで亜鉛が不足することで抜け毛が増え、薄毛からハゲに至るという可能性はあります。
それを回避するには?単純に言えばやりすぎないことです。
といっても、男だったら求められたらやらねばならないという時もあるでしょうね。
多少射精しすぎてもハゲにならないようにどうすればいいのでしょうか?
不足しがちな亜鉛とタンパク質を食事からおぎなう
いくら射精を繰り返しても、それでタンパク質不足になるということはありえません。
ただ、タンパク質を多めに摂取するのは大切なこと。
タンパク質は、髪の毛の材料を供給するだけではなく、酵素の原料にもなります。
男性の健康維持には欠かせない男性ホルモンも、精液も、そして髪の毛も、酵素が働いて作られています。
タンパク質を多めに摂取することで、酵素も必要分が作られます。
亜鉛は体内で合成できないので外部から摂取する必要があります。
よく亜鉛を多く含む食物として牡蠣が挙げられますが、そう牡蠣ばかり食べ続けるわけにはいかないですよね?
亜鉛はレバーや大豆などにも多く含まれます。タンパク質の摂取にもなるので、レバーや大豆製品などを意識的に摂るようにするといいでしょう。
育毛サプリ「イクオスサプリEXプラス」で栄養を補給
オナニーやエッチをやりすぎなくても髪に必要な栄養が不足している人は多いです。
そして、それを食事から完璧に摂取するのもまた難しいことです。
そういうときにはサプリから摂取するのがおすすめ。
育毛サプリは髪に必要な栄養が配合された栄養食品
足りない成分それぞれを別々にサプリを摂るのはめんどくさいです。
育毛サプリなら、髪に不足しがちな栄養を簡単に補えます。
育毛サプリには、亜鉛やビタミン、アミノ酸など髪の毛を育てるために必要な栄養に加え、抜け毛の原因DHTを作る5αリダクターゼをブロックすることが期待されるノコギリヤシエキスやイソフラボンなども含有しています。
育毛サプリなら、抜け毛をおさえながら髪を育てる機能が期待できます。
数ある育毛サプリの中でも特に推奨されるのが「イクオスサプリEXプラス」です。
イクオスサプリEXプラスがお勧め育毛サプリの理由
イクオスサプリEXプラスに含まれている成分は国内で販売されている育毛サプリの中で最多の58種類(2019年時点)。
イクオスサプリEXプラスをお勧めするのは、成分数だけではなく成分の含有量も多いからです。
同じく含有量が判明している育毛サプリボストンと比較します。
イクオスサプリEXプラス | ボストン | |
---|---|---|
総成分数 | 58種類 | 27種類 |
ノコギリヤシエキス | 320mg | 300mg |
大豆抽出物 (イソフラボン) |
100mg (30mg) |
不明 (20mg) |
ヒハツエキス | 10mg | 5mg |
亜鉛 | 12.88mg | 4mg |
ビオチン | 210.9μg | 配合なし |
ミレットエキス | 150mg | 5mg |
ノコギリヤシエキス、イソフラボン、ヒハツエキスは抜け毛対策成分、亜鉛、ビオチン、ミレットエキスは育毛対策成分です。
イクオスサプリEXプラスのほうが全て上回っています。
そしてイクオスサプリEXプラスは亜鉛やビオチンについては国の基準を満たしているため健康機能食品の表示がされています。
亜鉛は精子の成分や精子や髪の毛を作る酵素の補酵素になります。
ビオチンは不足すると脱毛症になると医学的に証明されています。
髪の原料であるアミノ酸を豊富に含むミレットエキスは、イクオスサプリEXプラスにはボストンの30倍含まれています。
薄毛予防にはオナ禁ではなくイクオスサプリEXプラス
男性ホルモンの量はハゲやすさとは直接的に関係しません。
オナ禁しても一時的に男性ホルモン量が増えるだけ。それは男性ホルモンの分泌量が低下している人の健康のためには効果があるかもしれないけれど、ハゲ予防にはなりません。
逆に、オナニーしすぎると亜鉛が不足したり血管が慢性的に収縮することでハゲやすくなることも。
要するに何事もバランスが大切なので、オナニーも0か100ではなく適度な節制が必要ということです。
それでも栄養が不足しがちというときはイクオスサプリEXプラスがおすすめ。
もし薄毛の兆候が現れているというなら、育毛剤イクオスEXプラスとの併用が有効ですよ。